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フレスがバイク好きになったワケ

「○○が○○になったワケ企画」の第1話です!
フレスとコクヤの話になってますが、どんどん本筋からズレていったような・・・。
勢いで書いたので絶妙ですがこんなワケでフレスはバイク好きになったのです。
それではどうぞ!

*****
それはある日の昼下がりの事。
俺様はまたコイツに付きまとわれてた。
いつもながら全くコイツは・・・、はぁ。
ガキの相手はめんどくせぇ。

「ねぇねぇ!コクヤぁ!フレスと遊ぼうよ~。」
「ったく、昨日も相手してやったじゃねぇかよ。俺様は今、眼鏡っ娘ウォッチングに忙しいんだよ!おっ、500メートル先にナイス眼鏡っ娘発見~♪♪」
サングラスをずり上げながら思わずニヤついちまった。
「おー、いいねいいねー。」
俺様の全く聞く耳を持たない様子に、頬を膨らませて肩を揺すりながらコイツは言い続ける。
「もぉ~!コクヤぁ~!今日は違う遊びしたいの~!」
「うひょー!あの娘には青い眼鏡めちゃめちゃ似合ってるじゃん!萌えー!!」
「ねぇ~!コクヤぁ、コクヤぁ、コクヤぁ、コクヤぁ!」
がったんがったん。
この野郎、全くウゼーな。
「聞いてよぉ~!!!」
がったんがったんがったん。
「うぎゃっ、あんまり揺らすんじゃねぇ!」
「コクヤぁ、コクヤぁ、コクヤぁ、コクヤぁ!」
「ったく、分かったから揺らすのやめろって!」
ピタッ。
肩を揺すっていた手が止まる。
今の今まで斜めだったご機嫌はすっかり戻ったようで、満面の笑みで抱きついてきた。
これもいつもの事だ。
少しは大人になれって、思うけどそんなコイツが憎めない俺様がいるのもまた事実な訳で。
「やったぁ~!!コクヤ大好き~!!」
「おい、あんまりベタベタすんな!お前が可愛い眼鏡っ娘ならいいけどなぁ・・・、いいから早く何すんのか言え!」
「残念ながらフレスにはもう彼女がいるから、フレスが眼鏡っコだったとしてもダメだよぅ~。」
「例えだっつーの、勘違いすんな!!で、そんな事はどうでもいいんだよ!早く言え!!」
「もぅ、コクヤはせっかちなんだからぁ。ええっとねぇ~、バ・・・」
またかよ。
「却下。じゃーなー。」
全部言い終わらないうちに立ち去ろうとしたのだが・・・。
「もぉ~!!まだ全部言ってないよぉ~!」
「お前が言う『バ』はどうせバイクだろーが。昨日も乗ってやっただろうが。また一緒じゃねぇか!」
「違うの~!!昨日は海岸沿いだったけど、今日は山の方に行きたいの~!!」
「そんなに変わってねえー!嫌だね、俺もう帰るわ。」
「・・・・・、ぐすっぐすっ。せっかく一緒に乗ってくれたらぁ、ぐすっ、コクヤの大好きなぁ、ぐすっ・・・。」
「おい、そんな事で泣くなよ。ったく、困ったな・・・。」
「コクヤの大好きなぁ、ぐすっぐすっ、めが・・・」
ピクリ。
「興味なさげだった耳がその単語に反応して無意識に動く。」
め・が・・・?
「何だとー!!それを先に言え!!山でも海でも行ってやるぜ!!」
さっきのお返しとばかりに今度はフレスを激しく揺すってやった。
「うわあああん!やめてよぅ~!」
「どんな眼鏡っ娘が俺様を待ってんだ??」
「それは会ってからのお楽しみだよぉ~!うわあん、落ち着いてぇ~!」
「眼鏡っ子と聞いて落ち着いてられっか!!!ちょっとぐらい教えてくれてもいいだろ~。」
「じゃあちょっとだけねぇ。うふふ。その人はフレスを初めてバイクに乗せてくれたの~。」
懐かしそうな遠い目をしてる。
「ず~っとね、ちっちゃい時は自分で走るよりも速く景色が流れるのを見たかったんだぁ。」
「それなら電車にでも乗ったらいいじゃねぇか。」
「全くぅ~、コクヤは分かってないな~。」
チッチッって得意げに指を振りやがる。
お前に言われたくねぇよ!
「バイクに乗って風を切るのが最高なんだよぅ。男の‘ろまん’だよぉ!!初めてその人に乗せてもらって、フレス落っこちそうになっちゃったんだけどね、その人がフレスの腕を掴んでてくれて座ってる時よりも風を感じたんだよぉ~!」

‘その人’が宙ぶらりんになったコイツを掴んで走る様子が目に浮かぶ。
・・・
「うわあ!!怖いけど凄いよぉ!速いよぉ!!」
「黙ってろ!落ちちまうぞ!」
「だいじょうぶ、ちゃんと掴まってるよぉ!でも放さないでよぉ!?」

・・・なーんて会話してたのかな。
それにしてもコイツに男のロマンを語られるとは夢にも思わなかった。
ガキのくせに調子乗りやがってよー!
「ふーん、それでそんなにお前はバイク好きになったってワケか。」
「そぅだよぉ!あの時を思い出すと今でもドキドキだよ~♪」
ん・・・?
また目が輝いてる。
なんだか意識してないのにその目に惹かれてる自分に気付く。
どこまでも透き通った紅い目。
バカバカしいけどさ、なんかコイツの気持ち、分かる気もしてきた。
俺様が眼鏡っコに萌えるように、コイツはバイクに燃えてんだ。
風の向こうを感じるために。
あの日の感動を思い出すために。
・・・・・。
しゃーない、コイツの為に一肌脱いでやる。
この俺様がな。
「なあ。」
「なぁに~?もう準備できたから出発できるよぉ~!」
「おぅ、分かった。それより、これからはいちいち揺すってバイク一緒に乗ってって頼みに来んな。」
「えぇ~!?そんなあ!じゃあコレでコクヤと一緒に乗れるのは最後なのぉ??嫌だよぉ~!」
「バーカ。そーいう意味じゃねぇよ。」
「んん~??なんでぇ?どういうことなのぉ??分かんないよぉ??」
「バーカ!いつでも一緒に乗ってやるって事だよ。その代わりに俺様の眼鏡っコウォッチングにもまた付き合え。分かったな?」
みるみるうちに笑みがこぼれていくコイツの顔。
「本当に!?コクヤありがとう~!!コクヤ大好きだよぉ!!」
あー、俺様はこの笑顔が見たかったんだな。
「うふふ。これから毎日乗せてあげるねぇ!」
「おいおいそれは勘弁してくれよ・・・、それより準備できたんだろ?行こうぜ。」
「うん!コレ被って乗ってぇ!」
言われるがままにヘルメットを装着する。
さてそろそろ来るかな、アイツが。
「じゃあ先に乗るよぉ。よいしょっと~!」
カッ、丸みを帯びていた愛らしい目が切れ長になる。
コイツの中のもう一人が登場ってワケだ。
「・・・・・、よし、ヘルメット装着したな?しっかりつかまっとけよ!!」
「ヘイヘイ。」
エンジンがかかってコイツの口の端がここらなしか上がったように見えた。
「サァ!しっかりつかまっとけよ!!」
速い。
風を切って走る俺様達。
なんだか違う世界にいるみたいな気分になる。
「おほー!!速ええな!!」
「別に昨日とスピード変わってないぞ??」
多分俺がお前を理解した分だけスピードが上がったんだ、なんて言ったら今のコイツには馬鹿にされそうだな。
そんなこと気にすんな!あ・・・。
一つ重大な事聞いてねーな。
「ところでさー」
「ん?なんだ?」
「今から会いにいく人ってお前にバイク教えた人なんだろ?どんな人なんだ?」
「あー、言ってなかったか。その人は俺がガキの時に俺をさらおうとしたオッサンだよ。まー、誘拐犯って事だ。」
「ちょい待て・・・?おかしい所がいっぱいある気がするんだが・・・。」
「なんか俺を誘拐しようとしたけど、あまりに俺がはしゃいだから誘拐するの止めたんだと。誘拐犯じゃないか、未遂ってヤツだな。ハハハ!」
って事はコイツのこの2人目の性格はその人譲りって事なのか・・・?
「・・・。」
「いやー、その後になんか俺に技術全部叩き込んでやるって言ってくれてなー。それからいつも教わりに行ってるってワケだ、分かったか?」
「・・・つーか、眼鏡っコって言ってなかったか?」
「ああ、いつもごついサングラスしてるぜ。さーて、そろそろ着くぜ。」
「チクショー!!!テメーこの俺様を騙したなっ!!」

流れる景色に俺様の声が虚しく響いて消えていった。
でも不思議と悪い気はしない。
結局俺様の方がコイツよりガキだったのかも知れねーな。

*****

あとがき
うむむ、やっぱり文章力がorz
ネタは結構気に入ってるんだけど表現が乏しいですね、オヨヨ。
またこれをステップにして地道に書いていこうと思ってるので、うん、次はもうちょいイイ話が書けたらいいかな。
ちなみに”その人”の原型ポケモンが何なのかはご想像にお任せなのです。
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オシラセ

2009年11月11日
ホントに久しぶりに更新しました。
擬人化新しくUPしました、設定文もやっと書き足してきましたorz
作業遅くてスミマセンm(_ _)m
マイペースにぼちぼちやります^^;

コウシンリレキ

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